ISC 伊藤忠食品 Recruit2020

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経理の仕事にも根付く伊藤忠食品の“現場主義” 森上真衣(財務)

現在の仕事

現在、月次・四半期の決算業務、税務申告業務、開示資料の作成などに携わっています。決算業務では主に連結決算を担当。決算業務は資産と負債の残高をもとに貸借対照表や損益計算書を作成していくのですが、企業の決算に関わる会計基準は毎年のように改訂があり、その都度、改訂基準に則って作成しなければなりません。日々、勉強の連続です。税務に関しても、例えば消費税率の変更の場合、当社のような卸売業という業態特有の処理や、メーカー・小売業を意識した複雑な対応が求められます。また、社員へ増税への対応を通知・通達するのも私の役割の一つですので、分かりやすく噛み砕いたマニュアルのようなものも作成しています。経営の指針ともなる数字を扱うので当然ミスは許されませんが、会社全体の動きが分かるという面白さと、責任の重さを感じながら毎日の仕事に取り組んでいます。

変化

入社後、大阪本社の経理総括チームに配属され、1年半ほど在籍しました。入社前は、経理という仕事に対して「机上で黙々と数字と睨めっこをする」というイメージを抱いていたのですが、当時の上司の姿勢はそれを覆すもので、疑問点があれば、社内はもちろん、国税局にも積極的に話を聞き、現場との関係をとても重視される方でした。当時、上司によく言われたのが「毎日、必ず一つは新しいことを学びなさい」ということ。大阪にいた1年半で、実際の仕事では、勉強だけでは得られない知識や対応能力が必要なことを実感することができたと思います。この時に培った「現場主義」の姿勢を大切にし、現在携わっている消費税率変更の対応にも活かせるよう頑張っています。

進化

2013年の夏に当社の中国駐在員事務所が開設されることになり、中国での会計処理や税務に関する調査・実施を任されました。当然、会計基準も、税法も、日本とはまったく異なるので、文献調査や現地の関係者へのヒアリングの必要性が生まれます。大変な作業でしたが、結果として、さまざまな人と関わりを持つことができ、中国における会計や税の知識を学ぶこともできました。現在も中国駐在員事務所の経理を担当し、現地の経理担当者とのやりとりを行っています。当初は言葉が通じないこともあり、説明に詰まったり、理解が不十分なこともありましたが、中国語を話せる社員の助けもあり、現在はスムーズに業務を進めています。

監査法人の方との打ち合わせ。事前にしっかり理論武装をして1つひとつの処理を詳しく説明します。

中国事務所の会計処理の調査は、同僚の中国語を話せる社員と連携して処理しています。

伊藤忠食品を一言で表現すると?

伝統✕改革

昔からの伝統を大切にしつつ改革も実行する、そんな風土が根付いています。

PICK UP

小さい頃からそろばんを習い、その影響からか計算することが大好きになりました。小学2年生からつけている家計簿(当時はお小遣い帳)は、現在も継続中で、20年分の家計簿は宝物のようなもの(笑)。会社では、必ずしも希望部署に配属されるわけではないので、大学院で学んだ税法や、計算という特技を活かせる現部署で働けていることはとても幸運だと思います。毎日、一歩一歩ステップアップしていけるように頑張りたいですね。

営業セクション|社員インタビュー06

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