ISC 伊藤忠食品 Recruit2020

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有名ブランドと手を組み、商品をつくり販売する。その裏にある、さまざまな困難を乗り越えて。 神田博誌(商品開発)

現在の仕事

私の部署の仕事は、伊藤忠食品オリジナルとなる商品を開発し、販売することです。私のミッションである「ブランド商品開発」は、国内外の有名ブランドを冠した商品の開発・販売を目指し、ブランドのオーナーとの契約交渉、協力工場の製造業務のディレクション、ブランド側への監修の依頼などを経て、承認が得られればギフトルートや店舗を通じて商品を販売する、といった商品開発における一連の業務を担当しています。私は主に、有名店や有名シェフ監修のスイーツやギフト、クリスマスケーキの開発を担当しています。食にまつわる学部学科で学んでいたため、ある程度の基礎はあったもののスイーツは正直それほど詳しくありませんでした。ただ、担当になったからには人一倍スイーツの勉強をしなければいけないと考え、百貨店の地下売場やコンビニエンスストア・スーパーの売り場、話題になっている専門店での試食を繰り返しました。また工場に足を運んで商品の組み立てや製造方法を学び、ノウハウを蓄積しました。その結果、協力工場への依頼では、味や見た目、作り方に関して細かな指示ができるようになりました。また味を追求することはもちろん、製造に係るコストを見極めることも重要ですので、工程にどの程度手間をかけるかも私たちが考えて調整します。

変化

はじめて自力で商品を創りあげた経験が、印象に残っています。手掛けたのは、ある有名なカフェブランドを冠したハワイアンパンケーキでした。パンケーキがブームになっていたことから着目したのですが、工場の監査、商品の企画、製造工程の確立などはもちろん、それに伴う営業活動、物流の構築、お客様からの問い合わせ対応など、商品をつくり販売する一連の業務を経験しました。この経験から商品の開発から消費者へ商品を届けるまでというのが想像以上に大変なのを知り、店舗に並んでいる商品はみなこれを乗り越えてきたのか…と思わず感慨に浸ってしまいました。商品は想像以上に好評で、ヒットと言って良い結果でしたが、原料の供給が追いつかず残念ながら終売することに。ヒットは喜ばしいことですが、一期一会の商品になってしまったので、楽しみにしていた消費者に申し訳なく反省する部分でもあります。売れる商品を開発することにおいては、商品の企画だけでなく、原料確保のルートといった細かなところまでしっかり担保する必要があることを学びました。

進化

苦い思い出であり、良い教訓でもあったのがある年のクリスマスケーキの開発・販売の経験でした。12月は、物流業界にとっても繁忙期。そんな中で小さなトラブルが連鎖的に積み重なって物流に襲い掛かり、協力業者がパンク状態になり、クリスマスケーキの配送に遅延の可能性が。クリスマスケーキはクリスマスから遅れてしまっては何の意味もありません。また、冷凍保存であるため配送手段も限られており、状況はひっ迫していきました。私たちはあらゆる先に連絡を飛ばし、協力を仰ぎました。取引先メーカーの定期便に便乗させてもらったり、自分自身も九州までケーキを届けにいったりと、何とか手を尽くし、配送しきることができました。商品の開発や仕入れという商流だけでなく、配送を担う物流の重要性を実感し、食品卸の仕事の本質を知った、視座の広がった経験となりました。現在、伊藤忠食品のオリジナルギフトはコンビニエンスストアやスーパーにおいて、多くのお取り扱いをいただいております。これからも経験を積み重ねて、よりお客様に求められる質の高い商品をリリースし、自分たちの存在感を発揮していきたいですね。

みなさんもよく見かける「あのブランドのあの商品」の開発が、実は私たちの仕事でもあるのです。

味、コスト、トレンドなど様々な面から検討して商品化へつなげていくかどうかを判断します。

伊藤忠食品を一言で表現すると?

適応と進化

常に新しいことにチャレンジし続け、柔軟に適応し進化してく会社です。

PICK UP

私自身の経験で言いますと、基本的に食に関わる領域に進む意志が固まっていたのですが、例えば金融機関などもアプローチして話を聞いてみたことがあります。結果的には金融機関の社会的な存在価値や機能など、知らなかったことを知り得た貴重な機会となりました。
ですから、皆さんにも「先入観にとらわれず、いろんな業界を見てみること」をお勧めします。

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